1 目に見えないものを可視化し、 見て体験した現実を理解し、 日常的な外観を越えた異なる真実の形を探求する。 すなわち創造することとそれを他者が鑑賞するという行為は、 単に文化的な現象のみにとどまらず 社会学的、生理学的、そして哲学的で言語学的な行為である。 アーティストは 実際の体験と内面的な思考・イマジネーションの間に起こるダイナミックな相互作用の中に 彼ら独特の共鳴を見出している。 ■
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by aknrkym
| 2010-04-20 22:48
「すべての人々はなんらかの障害を持っている」。 そう語ったのはユニバーサルデザインの提唱者ロナルド・メイスである。 ■
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by aknrkym
| 2010-04-18 08:46
ブリコラージュの思考
レヴィ=ストロースは、主著のひとつ『野生の思考』の冒頭で ブリコラージュという概念に触れている。 フランス語で、日曜大工や器用仕事を意味するこの言葉を使って、 いわゆる未開社会における思考法を解き明かした。 西洋型の合理性が、理路整然とした計画にもとづいて部分から全体を完成してゆくのに対し、 ブリコラージュはありあわせの材料を組み合わせ、試行錯誤をつうじて作る思考である。 その特徴は、物事の抽象化を経ることなく、 観察の力と創意工夫によっていっきに立ち上げる思考法にあり、 これを「具体の科学」と呼んだ。 自然から人工をつくりだすための、もうひとつの科学。 (中略) これとこれを組み合わせたら、面白いんじゃないか。 ブリコラージュの思考は、ひらめきと創意工夫という、 わたしたちがみな子どものころから持っている創造の喜びと直接つながっている。 美術や芸術以前の、つくることの本質がそこにある。 ■
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by aknrkym
| 2010-04-11 05:45
建築というのは内と外とをどうしても分けてしまう。 なかでも家族という単位を「一つの住宅」という建築に押し込めてしまったこと、 それがいまのわれわれの生活に決定的な影響を与えたと思うのです。 住宅のなかに家族を閉じ込めて、それを前提にして地域社会も都市もできている。 国家の運営のシステムもそれを前提にしている。 そのシステムがもう疲弊している。 だからこそ、そこにいま、さまざまな問題が集中して起きているような気がしているのです。 だから、家族というユニットがまずあって、 その集合が社会であるという考え方自体を変えないと、いまの社会のシステムの問題を改善するのは難しいと思います。 「地域社会圏」のような家族よりももっと大きな生活単位を想定して、 その生活単位について考えてみようとしたのはそうした理由からです。 ■
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by aknrkym
| 2010-04-08 19:56
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