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from B&O MAGAZINE

[視線の向け方]
映画は、純粋な視覚メディア……なのでしょうか? 「映画の幻影が現実化するのを、音楽は大いに助けてくれます。」フランシス フォード コッポラは言います。
「同様に音楽は、かつて自分が生きていた過去へと、我々を連れ戻してくれます。」私たちの眼を楽しませてくれる映像作家たちは、映画をどのように“見せる”か粉骨砕身し、単なる眼の喜び以上の作品を創造してくれます。


〈場違いな音楽の効用〉
映像に似つかわしくない音楽は、逆に大きな効果を上げます。(「時計じかけのオレンジ」における“雨に唄えば”)
〈組織された無秩序〉
「ムーランルージュ」の観客が入っていく世界は、モンマルトルではありません。過去の映画からの引用と、音楽が支配する世界です。この昔ながらの手法は、観客を安心させ、映画が進むにつれ、喜劇から悲劇への極端な変化を納得させます。


〈無垢の歌〉
音楽と映像は、自然に補い合います。(「ミーンストリート」でハーベイカイテルが枕に頭をよせ、ロネッツの“ビー マイ ベイビー”を聞いているシーン)

〈恐怖のサウンド〉
ヒッチコックにとっての音楽は、単なる伴奏や雰囲気作りの道具を超え、心理ドラマの有機的な一部でした。

〈自然な化学作用〉時として、たった1曲の歌が、ある映画をある世代の集団的記憶の中に刷り込んでしまいます。最大の効果を上げてくれた音楽は、スティーブ マックイーンとフェイ ダナウェイが主演した華麗なる賭けのため、ミッシェル ルグランが書いた“風のささやき”でした。
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by aknrkym | 2008-02-10 09:46

from ロラン・バルト

『新規の』ものでありながら、まったく『新品だ』というわけでもない。それこそ、芸術やテクストや衣服の理想状態ではないか
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by aknrkym | 2008-02-03 07:46